高校受験|英語の勉強法(単語・熟語編)
2014/04/03
こんにちは!家庭教師のいさおです。
祝!東京オリンピック2020!!!
というわけで、1964年以来56年ぶり2度目となる東京でのオリンピック開催が決定しました・・・バンザーイ!
開催まであと7年もありますが、今から非常に楽しみですし、おそらくあっという間に過ぎてしまうと思います。
汚染水問題でオリンピックどころではないという声もありますが、開催が決定したことで問題解決に少しでも前進することに期待したいですし、今はただ純粋に喜びたいと思います。
皆さんがいま中学生なら、2020年はちょうど大学生や社会人になっている頃だと思いますので、ぜひ直接会場に足を運んで思いっきり楽しんでください。
今日は、高校受験における英語の勉強法についてお話ししたいと思います。
単語・熟語は長文の中で覚えろ!
高校受験における英語は、数学と並んで最も力を入れて勉強しなければならない科目です。
にもかかわらず、苦手意識のある生徒が多いのが事実です。
しかし、苦手だと言っている生徒ほど英語に触れる時間が圧倒的に少ないと感じるので、とにかく英語に慣れることが苦手克服のポイントになります。
そのためには、より多くの英文に触れることであり、より多くの問題を解くことです。
(ただし、公立高校入試レベルの英語の長文を見て3割も理解できないという人は、基本構文からおさらいすることが先です。)
『えー無理無理』『できればとっくにやってるよ』と言っているそこの君!
初めのうちは難しいかもしれないけど、とにかくやってみよう。最初は5分でいいです。
5分が無理なら3分。とにかくまず慣れることが大切なので、少しずつ時間を増やしていきましょう。
閑話休題。問題にあたる場合は、志望校の過去問や同レベル校の過去問に取り組んでください。
合格に必要な単語や熟語のレベルを知ることで、入試までに覚えなければならない単語や熟語を知ることができますし、何より志望校合格に向けてモチベーションを維持することができます。
そして、その作業の中で知らない単語や熟語を覚えていくことが理想的な勉強法になります。
実際の入試問題には、受験に必要な単語や熟語がぎっしりつまっていますし、特に長文の下線部分は宝の山と言えます。コレを利用しない手はありません。
ただし、ひとつだけ注意点があります。過去問の解答に英文の全訳がないものは使えないということです。
まったく使えないことはないのですが、単語や熟語の意味をいちいち辞書を使って調べると時間がかかるため、全訳が付いている過去問を使う必要があるのです。そうすることで、時間の短縮にもなりますし、英文と訳文を対比して読むことで、読解力の向上にもつながります。
ですから、過去問を買うときは、解説が詳しくない比較的値段が安いものを買うとかえって高くつくことになるので、少し値段が高くても全訳がついている過去問を買いましょう。
なお、市販の単語帳を利用して覚えるのも良いのですが、機械的な暗記だとなかなか記憶に定着しにくい一面がありますし、実際の入試問題の中で覚えていくほうがより効率的に定着を図ることができます。
今日おすすめしたい問題集はコチラ
まだ過去問を買っておらず、ワンランク上の高校を目指している人のための問題集。
難易度はかなり高めですが、問題自体に集中できる紙面構成がシンプルでグッド!
もちろん全訳が付いているので、語彙力・読解力アップ間違いなし!!!
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自分特製の「出た単」をつくろう!
では、どのようにして単語や熟語を覚えていけばよいのでしょうか。
具体的には、以下のような流れで「出た単」を作ることをオススメします。
1.問題(英文)を読みながら知らない単語や熟語が出てきたら赤ペンで囲む。
2.あとで全訳を見て意味を取り違えていた単語や熟語も同様にチェックする。
3.さらに解答の解説のなかで出てきた知らない単語や熟語もチェックする。
4.チェックした単語や熟語をノートやカードにまとめる。
以上で、自分特製の単語・熟語帳である「出た単」の出来上がりです。
なお、定期的に問題(英文)を確認して、以前印を付けたものを覚えているか確認することも大切です。(いさお式志望校合格への三か条の三)
空いた時間にパラパラとページをめくるだけでも効果が出るので、ぜひ実践してみてください。
もしチェックしておいた単語や熟語を覚えていなければ、改めてチェックし直して「出た単」も更新しておきましょう。
以上、今日の「英語の勉強法(単語・熟語編)」は参考になったでしょうか。
繰り返しになりますが、過去問の長文問題のなかには重要な単語や熟語、構文などが多く含まれていますので、コレを徹底的に覚えるほうがずっと効果的に勉強できます。
ぜひ、試してみてください。
次回は英語の勉強法(文法編)をお話ししたいと思います。