今日の一問 国語(埼玉県・改)

   

-活用の種類の問題-

次の下線部の動詞の活用の種類が他と異なっているものを、ア~エの中から一つ選び、その記号を答えなさい。

厳しい寒さの中を、二千里の果てから、別れて二十年にもなる故郷へ、わたしは帰った。
もう真冬の候であった。そのうえ、故郷へ近づくにつれて、空模様は怪しくなり、冷たい風がヒューヒュー音をたてて、船の中まで吹き込んできた。苫のすきまから外をうかがうと、鉛色の空の下、わびしい村々が、いささかの活気もなく、あちこちに横たわっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

<答え>

アは下一段活用、それ以外は五段活用です。

 
<ワンポイントアドバイス>
動詞の活用の種類は、五段活用、上一段活用、下一段活用、カ行変格活用、サ行変格活用の5つがあります。

助動詞の「ない」をつけると、以下3つの活用形が分かります。

帰らァない …ァ(ア段)になったら五段活用
起きィない …ィ(イ段)になったら上一段活用
別れェない …ェ(エ段)になったら下一段活用

残る2つですが、カ行変格活用は「来る」の1語だけ、サ行変格活用は「する」と「~する」(勉強するなど)だけです。

 

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 - ★☆☆(基本問題)